術後のストレス

堕胎手術を行った人の内、半分くらいの女性が精神的なストレスに悩まされます。
子どもの命を奪ったという罪悪感から自傷行為に走ってしまう人もいます。

こういった症状を『中絶行為症候群』と言います。(別名:PAS)
この症状は心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状の一部で、発症の原因が堕胎である場合をPASに分類します。

手術の後、身体の回復は目に見えて確認することができますが、心の回復は確認しにくく本人ですら気付いていないことがあります。
精神的なストレスが原因で症状が起きている場合は、時間をかけてストレスを緩和して取り除いていかなければなりません。
その為には必ず周囲の手助けが必要となります。術後暫くは、パートナーや家族が気を付けて観察しておきましょう。

PASの症状にはいくつかの種類があります。
①過剰反応
この症状は、手術の時のような状況に置かれた際、異常に汗をかいたり、怯えたりします。
些細な事でイライラしたり、今まで温厚だった人が攻撃的になっている場合はこの傾向があるかもしれません。

②侵害行為
ストレス原因となっている堕胎の事をフラッシュバックしてしまうこと。
夢の中でうなされたり、幻覚を見たりする。手術をした日やその数字を見ると吐き気などに襲われることもあるようです。